協会理念
JDEAは犬の口腔ケアに関する事業を通じて、「犬の歯磨き」を健康と美容を増進する手段と考え、大切な家族である愛犬とオーナー様との幸せな生活を実現し、ペット共存の社会に貢献することを基本理念に定めます。
獣医療も日々発展を遂げ、高度医療が施され、犬も高齢化を迎える現代。
なぜいまだに、歯周病罹患率は低下しないのでしょうか。
それは、犬の口腔ケアのスペシャリストが絶対的に不足しているからに他なりません。
JDEAではそのような現状をふまえ、すべてのオーナー様に正しい歯磨きをマスターしていただくために、それぞれに適した歯磨き方法をコーディネートする「犬の歯磨きコンシェルジュ」の育成及び資格の認定、また、職業としての確立を目指します。
設立目的
- 犬の歯磨きの重要性を伝え、歯磨きの習慣を広く世の中に根づかせる。
- 犬への口腔ケアに関する施術士の育成を図り、日本において口腔ケアの普及及び健康増進に貢献する
- ◆歯周病の予防
- 現在、日本の家庭で飼われている成犬の約8割は、歯周病予備軍と言われています。
歯周病は進行すると治療が極めて困難なうえ、人間同様全身に様々な悪影響を及ぼすため、最も注意すべき疾患といえます。
昨今、犬の口腔ケアに関するオーナー様の関心が年々高まっているにもかかわらず、犬の歯周病罹患率は長年にわたり低下していないのが現状です。
愛犬が歯周病にならないために、私たちが出来ることは何でしょう。
歯周病の予防には、ご家庭でできる口腔ケアでプラークを取り除いてあげることがとても大切で、プラークコントロールの基本は毎日の歯磨きです。
これは私たち人間が愛犬にしてあげるしかありません。
- ◆口腔ケアを実施・指導できる有資格者を育成する機関の設立
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犬の歯周病の予防には「ご家庭での正しい歯磨き」です。本来とても身近で手軽に行える方法ですが、上手に行えず諦めてしまうオーナー様がほとんどです。しかし、専門的な知識を持った正しい口腔ケアを指導できる者に習得することにより、正しい歯磨きがご家庭でできるようになるのです。
残念なことに現在日本には、その指導者がほとんどおりません。今こそ、『専門的な知識に基づいた正しい口腔ケア』を習得した専門家、有資格者が求められているのです。
そこで、私たちは犬の口腔環境の維持改善のために、口腔ケアの有資格者を育成する機関を設立しました。口腔ケアの専門家育成は、ご家庭での犬の歯磨きを普及させ広く世の中に広める活動となり、長年にわたり増加を続ける歯周病も必ず減少することでしょう。
当協会(一般社団法人日本ドッグデンタルエステティック協会(JDEA))の養成プログラムでは、獣医師(歯学博士)による「犬の歯科学」で専門的知識を、また、協会専任講師による細やかな技術指導による技能教育で、就学後、資格取得者がすぐに活躍できるサポート体制を整えております。
国内でも唯一の、専門的知識と技能を習得できる「犬の口腔ケアの資格認定機関」JDEAへの、皆さまのご入会を心よりお待ちしております。
一般社団法人日本ドッグデンタルエステティック協会 代表理事 玉崎宏美